2021年夏アニメも終了ということでランキング発表をしていきたいと思います。2021年夏アニメは全体的に見ればイマイチなクールでした。面白い作品とそうではない作品の差が大きかったように感じますが1位はぶっちぎりでしたね。それでは早速見ていきましょー!
第5位【東京リベンジャーズ(2クール目)】

Introduction
人生どん底のダメフリーター花垣武道(タケミチ)。
中学時代に付き合っていた人生唯一の恋人・橘日向(ヒナタ)が、最凶最悪の悪党連合”東京卍會”に殺されたことを知る。事件を知った翌日、駅のホームにいたタケミチは何者かに背中を押され線路に転落し死を覚悟したが、目を開けると何故か12年前にタイムリープしていた。
人生のピークだった12年前の中学時代にタイムリープし、恋人を救うため、逃げ続けた自分を変えるため、人生のリベンジを開始する!
Ⓒ和久井健・講談社/アニメ「東京リベンジャーズ」製作委員会 公式サイトより引用
映画も漫画超人気の作品がランクインしました。個人的には今期の2クール目の話のほうが面白かったですね。今回のメインの話であった”血のハロウィン”では何度私を絶望しかけたけたことか(笑)。弱いながら、何とか未来を変えるために奮闘するタケみっちにはすごく熱くなれるし、勇気をもらえます。また、今期のクールで新たに出てきた千冬と馬地の師匠と弟子ような関係がすごい好きでした。ペヤングの話はこのアニメのお涙ちょうだいポイントですね。原作を読んでない私からすると、最後シーンでまた絶望してしまうのですが、これって続編やってくれますよね(笑)?最後でまた振り出しに戻るような感じだったので、早く続きが見たいですね。また、最後に新キャラクターも出ていたので、これは次の話のカギを握りそうです。
少し残念だったのは戦うシーンですかね。1対1とかの戦うシーンは迫力があってよかったのですが、軍対軍で戦うときのメインではない人たちの戦うシーンはあまり動きがなく見ていて物足りない気がしましたね。それ以外の歌やBGM, 声優さんの演技は素晴らしかったです。
こんなひとにおすすめ
- 喧嘩アニメが好きな人
- 弱い主人公が懸命に頑張るのが好きな人
- 男同士の熱い友情が好きな人
第4位【RE-MAIN】

Introduction
中学3年の冬、水球の全国大会で優勝した清水みなとはその帰宅途中、交通事故に遭い昏睡状態となってしまう。
203日後、ようやく目覚めたものの、彼は中学3年間の記憶を失っていた。
水球から離れ、気持ちも新たに山南高校へ入学したみなとだったが、ひとつの約束をキッカケにそこで出会った仲間たちと水球を始めることになる。
しかし、弱小水球部には様々な困難が待ち受けていて……。
© RE-MAIN Project 公式サイトより引用
まず、このアニメの絵を見て、「これ腐女子向けアニメじゃね?」と思ったあなた!、それは大きな間違いです。これは男女ともに楽しむことができるアニメだと断言できます。まず、あまりメジャーではないスポーツである水球ですが、このアニメを見れば、水球というスポーツが理解できます。特に運動部の人は、水球というスポーツがどれだけ過酷なのか練習などを見ていると実感できると思います。MAPPAさんが手掛けているので、水球のシーンはとても迫力があります。CGでの水飛沫がはじける感じと、手書きの選手の動きが見事にマッチしています。
水球の試合以外にも、何気ない会話がすごい部活あるある見たい感じなので、共感できたり、くすっと笑えるところもたくさんあります。また、選手同士の衝突や意識の違いなど心情の揺れを細かく表現していました。当時私が所属していた部活も弱く、このアニメと同じ、”1勝する”というのがチームの目標なので似てる部分を感じました。勝ちを目指しながら、楽しく部活をする、これが理想の部活像なのだと思わせてくれる作品でした。
こんな人におすすめ
- スポーツアニメで熱くなりたい人!
- 部活動をやっていた人!
- 男たちの筋肉が見たい人!
第3位【死神坊ちゃんと黒メイド】

Introduction
触りたい 触れない ―世界で一番、切ない両想い。
幼い頃、「触れたもの全てを死なせてしまう」呪いを魔女にかけられた、貴族の「坊ちゃん」。
©イノウエ/小学館・死神坊ちゃんと黒メイド製作委員会 公式サイトより引用
呪いによって周囲から拒絶されるようになった彼は、森の奥の大きな館で孤独な日々を過ごす。
そんな彼に仕えるのがメイドの「アリス」。
しかしそのアリスの存在が坊ちゃんの一番の悩みの種。
なぜならアリスは日常的に逆セクハラを仕掛けてくるから……!
いつもギリギリの距離感で誘惑してくるアリスと、
彼女のことが愛しいけれど手をつなぐことすら許されない坊ちゃん。
二人の純愛は、果たして実を結ぶのか…!?
このアニメは見ていて、他のラブコメアニメの作品と違うと感じたのは1話目で既に坊ちゃんとアリスが両思いであるということです。普通の恋愛アニメは、1クールをかけて、両想いになっていくというのがベターですが、この作品はそうではありません。しかし、坊ちゃんに呪いがかかっていて、人や生き物に触れることができないもどかしさが良かったですね。アリスが誘惑して、坊ちゃんが照れるといったイチャイチャシーンは見ていて最高な反面、触れることができない過酷な現実とのバランスが良いと思います。このようなイチャイチャを基本的にずっとしていますが、それだけでなく、呪いを解こうとする中で、出会う新しい仲間や、坊ちゃんやアリスの過去など、色んなお話しがあるので、最後まで飽きずに楽しむことができました。そして、続編も決定したということで、本当におめでとうございます!&ありがとうございます!
唯一気になったのがアニメーションがCGなので作画の好みは別れそうということです。私はCGが全然オッケーな人間なので、大丈夫でしたが、CGの作画が苦手な人でも、話の設定が素晴らしく、本当におすすめできる作品なので、ぜひ見てほしいですね。
こんな人におすすめ
- いつもと違ったラブコメアニメが見たい人!
- 男女のイチャイチャが見たい人!
- 「ハイスコアガール」が好きな人!
第2位【小林さんちのメイドラゴンS】

Introduction
あのはちゃめちゃドラゴンメイドが再び!
ひょんなことから小林さんちのメイドとして働くことになったドラゴン・トール。
大好きな小林さんに時々(嘘。たくさん)迷惑を掛けながらも、なんとか人間社会に溶け込み立派に(嘘。そこそこに)メイド業をこなしていた。
同じドラゴンのカンナ、ルコア、ファフニール、エルマたちも、それぞれ自分の居場所を見つけて、人間たちと異種間コミュニケーションを満喫していた。
そんなまったり、たまに激動の日々を送っていた頃。
小林さんに、新たなドラゴンの脅威が襲いかかる―。
Ⓒクール教信者・双葉社/ドラゴン生活向上委員会 公式サイトより引用
まずはこの作品を1期以上のクオリティーで制作してくれた京都アニメーションさんに感謝です。流石京アニといった感じで各キャラクターの動きが滑らかなのはもちろんなこと、周りの背景の絵もそこまで描くかと思うほど細かく描かれています。第10話のニューヨークの街並みとか、本当に素晴らしいので注目して見てほしいです。
この作品は日常パートと戦闘シーンがある非日常パートがあるのですが、まず日常パートはかなり癒されます。小林さんと各ドラゴンとの何気ない会話や、小林さんの的確なツッコミがさえわたります。私はエルマというドラゴンが大好きです。エルマがおいしそうにご飯をほおばる様子は見ていてとても微笑ましいです。そして、非日常パートでのドラゴンたちの戦闘シーンはもはや映画です(笑)。空中で戦っていてお互いのエネルギーみたいのがぶつかったり、周りの背景とか、声優さんの息ずかいとか圧巻そのものですね。この日常パートと非日常パートのバランスがちょうどよく、メリハリがあるので私はすごく好きでした。
こんな人におすすめ
- 京アニの作品が好きな人!
- ドラゴンと人間のイシュカンコミュニケーションが見たい人!
- 神作画の戦闘シーンが見たい人!
第1位【かげきしょうじょ!!】

Introduction
未来のスターを目指し、輝く舞台へ情熱をそそぐ演劇<青春スポ根ストーリー〉!!
大正時代に創設され、未婚の女性だけで作り上げる美しく華やかな舞台で
世代を超えて人々の心を魅了する「紅華歌劇団」。その人材を育成する「紅華歌劇音楽学校」に、
高い倍率をくぐり抜け入学してきた第100期生たち。“オスカル様”に憧れる、178cmの長身を持った天真爛漫な少女、渡辺さらさ。
夢も友達も、すべてに無関心な元・国民的アイドル、奈良田 愛。何もかもがバラバラな彼女たちの、希望と葛藤に満ちた音楽学校生活が今、幕を開ける──!!
© 斉木久美子・白泉社/「かげきしょうじょ!!」製作委員会 かげきしょうじょ公式サイトより引用
1位はダントツでしたね。自分が全く関心がなかった劇団のお話しでしたが、見れば見るほどこの作品の虜になっていきました。歌劇団を目指すために、少女たちが日々奮闘している姿は心に刺さりました。なぜここまで良かったのかを自分なりに考えてみたのですが、やはり歌劇団になる厳しさであったり、学校でのギスギスした感じが見ていてすごいリアルだなと感じたからです。例えば、ダイエットするために、毎日トイレで吐いたり、オーデション前のピリピリした感じとか、先輩からの嫌がらせとか、本当に倍率100倍以上の女子しかいない学校ならありえそうだなと思うところがたくさんありました。そんな中でも、仲間(ライバル)と一緒に上を目指す姿はこんな環境だからこそより応援したくなるんですよね。
上の写真に写っている少女達にも深くピックアップしていて、過去の回想話はどれも素晴らしいです。いろんな思いを背負って舞台を目指しているのだと改めて実感させてくれます。この作品のことを色々調べていたのですが、公式サイトのスペシャルという項目から、キャストさんのインタビューが載っているのですが、その中でも私は、渡辺さらさ役を演じていた千本木さんのコメントがすごい納得できました。それは”さらさたちが痛い思いをしながら自分を掘り起こし、自分自身というものを認めていく作業をしてきた全十三幕”という言葉で、これはこの作品のすべてを表してると思いました。こちらの作品はまた個別で感想を書きたいと思います。
こんな人におすすめ
- 夢を追いかける少女を応援したい人!
- アニメを見て熱い気持ちになりたい人!
- 劇団や宝塚が好きな人!
いかがでしたか?これからは各クールが終わるごとでランキングをしてきたいと思います。皆さんのベスト5もコメントで教えてください!それではまた!!
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