新海誠監督最新作【すずめの戸締まり】の全貌に迫る!3つのキーワードとは?

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初めに

©2022「すずめの戸締り」制作委員会  公式Twitterより引用

 ついにこのときがやってきました!新海誠監督の最新作が決定しました!2022年の11月11日に公開予定ですが、わくわくが止まりませんね。新海監督を始めてみたのは「君の名は。」からでそこからあの圧倒的な映像美に魅力感じ、全ての作品を視聴しました。今年も映像美には期待大ですね。
 今月の15日の制作発表会見で「すずめの戸締まり」という新しい作品を発表しました。そこでは主に3つのキーワードをもとに話をしていました。そこで今回は制作発表の時に話していた「すずめの戸締まり」という作品の概要、3つのキーワードについてお伝えできればと思います。

追記(2022年7月17日)

 本作の予告映像が公開されました!印象としては相変わらずの深海監督らしい圧倒的背景と今回初挑戦となるアクションシーンの映像も見ることができて今までと少しテイストが違う可能性も十分ありえると感じました。あといつもながら歌がすごい作品とマッチしていて好きです。また、ヒロイン役が原菜乃華さんに決まりました。原さんは現在活躍中の女優さんで今回声優が初挑戦となります。(実写版の3月のライオンなどに出演しています)他の声優さんはまだ発表されていませんが徐々に情報が公開され始めていますね。

追記(2022年10月13日)

 本作の予告映像2が公開されました。予告映像とは思えないほどボリューミーで情報量が多かったです。やはりロードムービーということで色んな場所が出てきていましたね。これは聖地巡礼のしがいがありますね。キャストさんの発表も明らかになりました。今作もう一人のメインの宗像草田役を松村北斗さんが演じます。松村さんは普段はSixTONESというジャニーズの一員で今回は声優初挑戦となりますが低音ボイスがくそカッコイイです。他にもすずめの叔母役の深津絵里さん、岡部稔役の染谷将太さん、二ノ宮ルミ役の伊藤沙莉さん、海部千果役の花瀬琴音さん、岩戸椿芽役の花澤香菜さん、宗像羊朗役の松本白鸚さんが決定しました。これまでのキャストティングと比べて俳優、女優さんが多そうでやはり今までと少し違ったテイストになっていくのかもしれませんね。

映画『すずめの戸締まり』予告②【11月11日(金)公開】
©2022「すずめの戸締り」制作委員会 東宝MOVIEチャンネルより引用

概要

STORY

九州の静かな町で暮らす17歳の少女・鈴芽(すずめ)は、「扉を探してるんだ」という旅の青年に出会う。

彼の後を追うすずめが山中の廃墟で見つけたのは、まるで、そこだけが崩壊から取り残されたようにぽつんとたたずむ、古ぼけた扉。
なにかに引き寄せられるように、すずめは扉に手を伸ばすが…

やがて、日本各地で次々に開き始める扉。
その向こう側からは災いが訪れてしまうため、開いた扉は閉めなければいけないのだという。

――星と、夕陽と、朝の空と。迷い込んだその場所には、
すべての時間が溶けあったような、空があった――

不思議な扉に導かれ、すずめの“戸締まりの旅”がはじまる。

©2022「すずめの戸締り」制作委員会 公式サイトより引用

 

スタッフ

  • 監督 新海 誠
  • キャラクターデザイン 田中 将賀
  • 作画監督 土屋 堅一
  • 美術監督 丹治 匠
  • アニメーション制作 コミックス・ウェーブ・フィルム

この4人とアニメーション制作会社は「君の名。」など数々の新海誠作品を制作している超超実力派のみなさんです。

 最新作「すずめの戸締まり」は、日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく少女・すずめの解放と成長を描くロードムービーです。今回は新海監督の作品で初めてでもあるアクションシーンもあるそうです。あの映像美にアクションがつくと考えるだけでワクワクしてきますね。今回の製作発表では「君の名は。」「天気の子」でヒロインを務めた上白石萌音さんと森七菜さんも登壇していて、お二人はお先にVコンテを見ていたそうです。二人の感想は新海イズムがありながらも、新しいものも取り入れていてゾクゾクするとか前から引っ張ってくれる前向きな作品などコンテの段階でも大絶賛されていました。主人公である”すずめ”の声は全く決めていないそうです。オーデションでこれだと思う人を選ぶみたいです。私の予想ではブレイクしそうな女優さんがメインでその脇に実力派声優を並べる「君の名は。」以降の盤石の布陣だと予想します。

気になるあれこれ

Q. 以前の作品のキャラクターは出てくるの?
A.現時点では不明(個人的には大人の陽菜さんが見たい)

Q.新海監督と言えば男女の恋愛にフォーカスしているけど、今回もそうなの?
A.今回は男の子の方が年上だから恋愛というよりも憧れや尊敬という感情もある(色んな捉え方ができる)

Q.この映画を作るうえで影響を受けた作品ある?
A.宮崎駿監督の「魔女の宅急便」に影響を受けていて、それを連想されるシーンがあるらしい

3つのキーワードとは?

 会見中で特に印象的だった3つのキーワードとそれに込められていた思いなどを紹介したいと思います。

3つのキーワード

  1. 日本列島をめぐるロードムービーである
  2. 扉を開くのではなく、閉じていく物語
  3. 映画館に足を運ぶ理由になるような作品

日本列島をめぐるロードムービーである

 これは言葉の通り、全国の色んな場所が出てくるそうです。このバックグラウンドには新海監督が各地で舞台挨拶していてファンの方々から「私たちの地元も舞台してほしい」という要望をたくさん頂いたそうです。その要望に少しでも多く答えるために全国の各地を舞台としたロードムービーにしたという感じです。

扉を開くのではなく、閉じていく物語

 新海監督はものごとを始めることより終わらせることの方が難しいと会見で言っていました。なので扉を開ける(始まり)ではなく扉を閉じる(終わり)というコンセプトになりました。一つ一つの散らかった可能性を一度見つめて、あるべき姿手段で閉じていくことで本当の新しい場所が見えてくるそうです。この扉を閉じていくというコンセプトが先に生まれてから作品を作っていったそうです。

映画館に足を運ぶ理由になるような作品

 これは新海監督が言うには映画館には人間の持っている特別な能力を発揮してくれるとのことです。それは感情移入や没入感の解放など確かにと頷けるものでした。映像や音などに注目して主人公である”すずめ”がいるからこそ映画館で足を運んで見に行こうと思ってもらえる作品に仕上げていくそうです。私も新海監督の映画は映画館で見てからこそより輝くものだと思うので、今回も必ず映画館で見に行こうと思います!

最後に

 今回は新海監督の最新作「すずめの戸締まり」について紹介していきました。まだキャラクターデザインであったり、声の担当などわからないことが多いですが、首を長くして気ままに待っていましょう! 最後に製作発表のフルの動画を載せますので、気になる人はぜひご覧ください。それではまた!

【トークノーカット】新海誠監督最新作『すずめの戸締まり』製作発表会見/Makoto Shinkai's new film "Suzume no Tojimari" Press Conference
©2022「すずめの戸締り」制作委員会 東宝MOVIEチャンネルより引用

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