大豊作な2022年秋アニメの海外での評価は?MALの感想を和訳で紹介!

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初めに

 今回は今季アニメで海外の方はどのような評価をしているか気になったのでその感想をなんとか和訳してみたいと思います。今回は海外のアニメ情報サイトMyAnimeListを参考にしていきたいと思います。その作品の感想の中で特にリアクションの多いものや最新の感想を主に紹介していきたいと思います。

※曖昧な部分は自分の主観に基づく和訳になりますのでご確認のほどよろしくお願いします

MyAnimeListとは?

月間利用者数1,800万人、月間ページビュー数2億7,000万PV、世界230ヵ国以上のユーザーが利用する世界最大級の日本アニメ・マンガのコミュニティ&データベースです。2005年に誕生し、開設以来23万件を超える日本のアニメ・マンガに関する情報や口コミ、ランキング等がユーザーにより投稿され、海外ファンにとって重要な情報の入手経路となっています。また、彼らのアニメ視聴、マンガ購読のリスト管理のために、なくてはならないサイトとして支持されています。

現在のメインユーザー層は米国を中心とした英語圏の20-30代の男性利用者で、サービス開始以来、「Organize(自分のアニメリスト、マンガリストの管理)、Discuss(コミュニケーション)、Discover(アニメやマンガについての発見)」をコンセプトとして、世界中のユーザーに利用されています。

(※数値は2021年1月時点)

Media Do公式サイトより引用

【チェンソーマン】

©藤本タツキ/集英社・MAPPA dアニメストア「チェンソーマン」より引用
ニコ
ニコ

 MAPPA制作の今季大本命作品です!海外にウケそうですが評判はどうでしょうか?

「チェンソーマン」(2022年11月27日時点)

  • 会員数:846,310(2022年秋アニメ第1位)
  • スコア:8.84(10点満点)※161,452人が投票 (2022年秋アニメ第2位)

Soldierさんの感想

巨額の広告に見合ったものだったのか?答えは簡単でNoです。

理由

 「チェンソーマン」、略してCSMは間違いなく今年最大のアニメで、放送前に50万人以上の人が視聴予定の項目にチェックしていました。多くの人が今年最高のアニメの1つだと主張しているが、実際にはこの作品は特別なものではなく、ただのアクション少年漫画であり、近年の作品と比較しても何ら遜色のないものでした。

ストーリー

  今のところ特に何も起こっていません。内容の要約を知りたければ、あらすじを読んでください。

アニメーション

 このような大きなプロジェクトでフルCGを見るのは驚きでした。ひどいものではありませんが、シーンが盛り上がるわけでもなく、ただ戦闘がかなり間抜けに見え、全体的に満足のいくものではありません。しかし、これは彼が”チェーンソー状態”の時だけで、1話の最後の大きな戦いで初めて出てきます。

登場人物

デンジ – 最近、みんなが一番嫌いな主人公についてのスレッドを立ち上げ、デンジがかなり頻繁に出てくることに驚きましたが、この最初の3話を見た後では、その理由がわかるようになりました。このアニメの主人公は、他の少年漫画の主人公とは違い、オッパイのために登場するんです。トーストにありったけのソースをかけたり、彼のパートナーの金的をひたすら蹴飛ばしたり、面白い時もあるのは認めるが、ほとんどの場合、知性や周囲の世界に対する認識が欠如した、頭の悪いバカ野郎にしか見えません。個人的には、今のところ、デンジは好きでもあり嫌いでもありますね。

マキマ – おそらく今までのキャストの中で最も当たり障りのないキャラクターの一人で、踏まれるのが好きな人たちのために描かれたかもしれません。

パワー – 見た目はとてもかっこいいのですが、アニメで見た後では、性格や声が我慢できず、自信過剰の4歳児みたいで、とても腹立たしいので、一番嫌いなキャラクターです。

結論

 全体的に、アニメが始まったばかりなので、これらの点は変わるかもしれませんし、良い点については何も触れていませんが、この段階では、良いアニメーションとストーリーが十分であること以外に、コメントすることがあまりないです。このアニメは、「アニメ オブ ザ イヤー」のような華やかな作品にはならないと思いますが、それでも良いアニメで、期待値を高くし過ぎないように、試してみる価値はあると思います。

このままだと7/10になりそうです。
レビュアーの評価 7(10月25日 3話まで視聴)

MyAnimeList公式サイトより引用

LuluThe3rdさんの感想

 「チェーンソーマン」は、今年最も期待され、騒がれたアニメです。その期待に応えられたか?もちろんですね。

 まず第一に、このアニメは万人向けではありません。繰り返しますが、これは万人向けではありませんよ。

 MAPPAはこのアニメをよくアレンジした、不評かもしれませんが、私は「鬼滅の刃 遊郭編」より「チェンソーマン」のアニメの方が好きです。(これは個人的な意見ですが)どのアングルも、どのシーンも、とても美しいです。大雑把なフルCGは2フレームほどありますが、これも2フレームほどです。でも、そんなことはどうでもいいんです。そして、CGは悪くありません。音楽とサウンドトラックも素晴らしいです。私はあの作画に言及するのを忘れましたが最高です。MAPPAは本当に私を釘付けにします。

 さて、いよいよストーリーですが、ストーリーはいたってシンプルですが、実際に起こったことはあまり多くありません。いくつかのイカれた戦いがあちこちでありますが、多くは起こっていません。でも、それが悪いことだとは思いません。キャラクター同士の交流がより見れるし、今のところスローなテンポがとても良いです。私はこのコメディがとても好きです。とりあえず、今のところ良いということ以外、何も言うことはありません。

 この作品が本当に輝いているのは、キャラクターです。キャラクターは単純な少年漫画のキャラクターだと言われれば、その通りかもしれないです。でも、いろいろと目をつぶるのは本当に簡単なことです。デンジは誤解されがちですが、表向きはただのエロい男で、常に目標を変え続けているように見えます。でも、借金返済のために玉を売ったことや、ポチ太とのことも忘れてはいけません。しかし、この感想は20ページにも及ぶキャラクター分析ではないので、多くは語らないことにしますね。キャラクターは本当によく描けているからこそ、誤解を招きやすいかもしれません。キャラクター同士の掛け合いも実に良いです。マキマだけは、あまり理解できなかったけど、いいキャラクターです。

 というわけで、これは私が見たかった作品です。この作品は本当に奇妙です、本当にね。ですが、変なものが好きな私としては、まさに完璧です。でも、これは多くの人の興味を失わせるかもしれません。これはそんなに悪い人たちでないなら、評価するのはかなり難しく、万人受けする作品ではないです。1期が終わったら、漫画を読もうと思います。その時は、また詳しくレビューするかもしれません。今のところ、ストーリーが素晴らしいかどうかを語るには早すぎますね。でも、私は今のところ大好きです。(私はアニメ初心者のため、真に受けないでくださいね。)

レビュアーの評価 9(11月25日 7話まで視聴)

MyAnimeList公式サイトより引用
ニコ
ニコ

 海外のサイトでは好きと嫌いがはっきりと分かれている印象でした。その要因としてキャラクターの好みが分かれてそうですね。また、フルCG部分については否定的な声が多いですがそれ以外の作画は高評価です。また、話数が進むほど評価が高くなっていました。スコアは全部の作品を入れても上位に入っていたりと海外でも評価を得ている作品であることは間違いありません。

【SPY×FAMILY】

©遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY製作委員会 dアニメストア「SPY×FAMILY」より引用
ニコ
ニコ

 子供から大人まで大人気の作品です。アーニャは世界でも高評価なのでしょうか?

「SPY×FAMILY」(2022年11月27日時点)

  • 会員数:504,789(2022年秋アニメ第2位)
  • スコア:8.60(10点満点)※89,171人が投票 (2022年秋アニメ第5位)

B_rootさんの感想

 アクションや心理描写が多いシーンから、平和な少年家族の日常を描いたシーンへと大きく変化する1期の社会に与えたインパクトは大きく、これを2期の最初の3話でも同様に印象に残っています。

ストーリー: 6.5
 今期も特別な関係で結ばれる秘密だらけの一家が繰り広げる、ほのぼのとしたコメディと人生のドラマが満載です。スパイ活動をしていることを知らずに、自分と偽りの関係を持っている、実は想いを寄せている男性と結婚する女性を想像してみてください。ロイドが個人的な感情を仕事に取り入れる場面もあり、どのように実際の関係に発展していくのか、よりリアルに描かれていますね。

アート/アニメーション:9.2
 WIT STUDIOの撮影技術やアニメーションが素晴らしく、Clover Worksも人間の細かな表情も画面に表現できています。

キャラクター 6.5
 スパイ、暗殺者、そして心を読む超能力者いうそれぞれ秘密を持つキャラクターデザインはいつもながら素晴らしいです。今シーズンはさらに多くのキャラクターが登場しますが、それぞれの制作会社がこれらの新しい登場人物のために丁寧に描いてくれることを期待しています。

個人的な楽しみ方7.5
 漫画を読んだ後でもアニメを見ることができるのは、アニメが素晴らしい証拠です。これは漫画をアニメという別のジャンルに適応させるという素晴らしい仕事をしたことを示していますからね。

総合評価:7.3
 このシリーズが大好きで、面白い作品を探している人にぜひ勧めたいです。
レビュアーの評価 7(10月15日 3話まで視聴)

MyAnimeList公式サイトより引用

foreverlainiさんの感想

 前回の1期での評価からあまり変わっていません。私は戦闘シーンを見たくて2期を見ています。しかし、今回は間違いなくその要素が小さくなっています。

 2期は、アーニャがこのアニメを支える道しるべとなることを目指しており、ロイドとヨルは完全に彼女の圧倒的な影に隠れていて、ボンドですら戦う機会がありません。この物語というのは、脚本が違えば、実はアーニャが背負わなければならない重みを示すことできるような気がします。

 ロイドがシングルファーザーで、スパイとして活躍し、アーニャは超能力者を持つ実の娘という設定ならばロイドは彼女の安全のためにスパイの仕事を秘密にし、また、アーニャはまだ若く、自分自身と自分の力を探しているため、まだロイドに心が読めることを話す準備ができていないという理屈が通ります。ヨルは暗殺者であり、現在のストーリーにもっとインパクトと肉付けを与えることができます。他のキャラクターは必要な時に登場させればいいのですが、この嘘の家族という縛りがないと中身のないもったいない感じがします。

 このような嘘で固めた家族のフリをして、登場人物の社会的発展が乏しいデッドパンの物語よりも、上記のお話(アーニャとロイドが本当の家族設定)のほうがずっと簡単にその物語に乗ることができました。アーニャのおちゃらけた感じは、このままではいつまでも続かないかもしれないと思いました。

レビュアーの評価 5(11月18日 8話まで視聴)

MyAnimeList公式サイトより引用
ニコ
ニコ

 こちらは作画の評価が非常に高いです。アニメ制作会社までしっかり言及してくれているのは嬉しいですね。しかし、1期のほうが面白いという声が多かったように感じられます。二人目の方の意見を要約すると今の嘘の家族だとアーニャの背負う重みが大きすぎていずれ彼女が潰れていってしまうのではないかみたいな感じですかね。(違ってたらすいません泣)

【ぼっち・ざ・ろっく!】

©はまじあき/芳文社・アニプレックスdアニメストア「ぼっち・ざ・ろっく!」より引用
ニコ
ニコ

 こちらはきらら原作の今日本でも人気急上昇のアニメです。はたしてぼっちちゃんは、そして、こういった女子高校生の日常アニメの評価はどうなっているのでしょうか?

「ぼっち・ざ・ろっく!」(2022年11月27日時点)

  • 会員数:109,503(2022年秋アニメ第13位)
  • スコア:8.72(10点満点)※23,188人が投票 (2022年秋アニメ第3位)

Gween_Gweenさんの感想

 「ぼっち・ざ・ろっく!」のスタートは、驚異的としか言いようがないです。創造性と親近感が溢れるこの作品は、カリスマ的で人間味のあるキャラクターが登場する素敵なコメディーです。シンプルでストレートかつクレバーで独創的です。これは、社交恐怖に対する遊び心と思慮深いアプローチを行い、革新性と完璧なタイミングを実現しています。まさに完璧ですね。

** 以下、ネタバレ注意

 物語は、社交恐怖に悩む主人公のひとりの視点で展開されます。第1話の開始数分で、親近感の湧く思い出の数々と彼女のエネルギッシュな内面描写が早くも襲いかかります。ユーモラスな語り口と、一目でぼっちとわかる態度から、ひとりというキャラクターはすぐに理解できます。アニメーションと声優の演技が、彼女の個性をさらに際立たせています。この作品はあらゆる要素を駆使して、彼女が “ひとり “であることをアピールしています。さらに、社会的な不安を利用した予測不可能な展開もあります。彼女の理想と現実の間の争いを利用し、彼女の深い不安を現実的かつ予想外の結果に結びつけ、想像力豊かでエネルギッシュな顔芸で彼女の感情を視覚化することで、物語がわかりやすくなっているんですよ。

 ひとりは明らかに主役ですが、私が本当に素晴らしいと思うのは、他のキャストのアプローチです。通常、社交恐怖に関するアニメは、迎合的で被害者意識に陥り、思索や願望への努力が削がれることがあります。しかし、ぼっちの仲間たちは、リアルさと質の高いコメディ、そして教訓を展開していきます。リョウは、内向的であることと社会恐怖との対比を教え、自分の状態を認識していない人の間で混乱が生じていますよね。虹花は、外向的な人々の視点で人間らしく、彼らの葛藤、悩み、そして動機を明らかにしています。喜多は、ぼっちと同級生で、若者の視点を見せています。このグループが集まることで、人間的に機能し、素晴らしくなっています。友人との会話を思わせる、現実とアニメの美しい融合です。

 また、どの女の子が好きか決めるのは難しいですね。

 このアニメの演出は、もう一つの強みです。カメラ位置は創造的で意図があり、遠近法と奥行きの使い方はインパクトと意味があり、ぼっちが集団に近づくときの魚眼レンズは雄大だし、彼女のギャグのタイミングは釘付けです(アーニャもうらやましがるでしょう)。そして何より、このアニメのキャラクターは生命力に溢れていれています。歩き方、声、目、服のたたみ方、すべてが意図的なものように感じます。

**
 ライブのシーン。虹花は笑顔でぼっちに力を与えようとし、やる気を起こさせる言葉を探し、目を動かして返事を再確認しているのが魅力的です。バンドは自分たちの背景を思いを伝え、もうひとつの注目点である雰囲気を描いていています。ぼっちは片隅に固定され、自分の欠点を振り返り、不当に扱い、気まずく感じ、不安になります。しかし、曲が流れ始め、虹花の言葉が繋がり、自分の決意を自覚するぼっち。この一連の動きは、とてもシンプルでありながら効果的です。虹花にメロメロになって、ぼっちを応援して、オチに笑って、過去の思い出がカタルシスとして流れてくる。このシーンこそ共感、喜劇、そして創造性を生み出す「ぼっち・ざ・ろっく!」そのものです
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 この作品は、まさに愛と思いやりに溢れています。テーマは理にかなっていて、有機的かつ実りある展開になっています。登場人物の一人一人を応援し、一人一人の属性に魅力を感じる。このアニメは素晴らしいですし、最初の3話も最高です。

 多くの人がこのアニメを「けいおん」と比較するでしょうが、それは浅はかな比較です。このアニメは「けいおん」よりもずっと自然で、アプローチも全く違います。

レビュアーの評価 10(10月22日 3話まで視聴)

MyAnimeList公式サイトより引用

Noble_Stealさんの感想

 「ぼっち・ざ・ろっく!」は、まさに創造性そのものです。

 このアニメが持つ努力、洗練、細部、そして既成概念にとらわれないアイデアの量は、「スポンジ・ボブ」のベストエピソードから「日常」の伝説的な忘れられない瞬間まで、いくつかの名作を思い起こさせてくれます。

 「あそびあそばせ」を見たときと同じように大笑いすることになるので、気をつけてください。

 この作品はコメディーの頂点であり、今年一番のアニメの一つであり、ずっと最高のコメディーアニメになるだろう。(アニメの半分しか見てないのにあえてこう言います!)

レビュアーの評価 10(11月19日 7話まで視聴)

MyAnimeList公式サイトより引用
ニコ
ニコ

 全体の分母こそ上の2つの作品に比べて少ないですが感想を最新にすると高得点をつけている人がほとんどでした。このアニメのぼっちの被害妄想によるコメディーの部分と周りのバンドメンバーのキャラクター性も評価されてます。カメラアングルや演出の細かいところのこだわりも感じている人も少なくありませんでした。

最後に

 今回はMyAnimeListで海外の方の2022年秋アニメの感想についてまとめていきました。私が記事で紹介した方は感想のレスが多いものや最新の方というだけで多くの方が同じ意見ではないというのは今一度ご理解の程お願いします。また、私の翻訳力不足で完璧に和訳できているわけでもないです。ただ、現在配信の需要が高まって海外でたくさんの視聴者が増えた中であっちで人気の作品やどんな視点でアニメを見ているかはなんとなく伝えることはできたかなと思います。もっと詳しく見たいという方はぜひ公式サイトにて確認してみてください。評判が良さそうであれば感想和訳シリーズはこれからもやっていきたいと思います!それではまた!

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