宮野真守のハマり役!【桜蘭高校ホスト部】は無頓着ヒロインに注目!

青春アニメ

基本情報

 今回紹介する作品は「桜蘭高校ホスト部」です。

©葉鳥ビスコ/白泉社・VAP・NTV・BONES dアニメストア「桜蘭高校ホスト部」より引用

Introduction

超お金持ちのご令息・ご令嬢が通う名門校・桜蘭学院高校に、奨学特待生として入学した庶民の藤岡ハルヒ。母を亡くし男手ひとつで育てられたハルヒは、おしゃれに興味がなく、何事にも無頓着で男の子のような格好で学校に通っていた。ある日、ハルヒは、ホスト部の部室に迷い込み、部室内の800万円の花瓶を割ってしまう。部員からその代金を請求されるが、庶民のハルヒは払えるわけがない・・。ところが、ホスト部部長・環は「100人の指名客を集められたら800万円はチャラにしてやる」と宣言。こうしてハルヒは、7人目のホスト部員として、女生徒たちを接待することになる。

©葉鳥ビスコ/白泉社・VAP・NTV・BONES dアニメストア「桜蘭高校ホスト部より」引用

スタッフ

  • 原作:葉鳥ビスコ(「月刊LaLa」白泉社刊)
  • 監督:五十嵐卓哉
  • シリーズ構成:榎戸洋司
  • キャラクターデザイン/総作画監督:高橋久美子
  • アニメーション制作:BONES

キャスト

  • 藤岡ハルヒ(CV:坂本真綾)
  • 須王環  (CV:宮野真守)
  • 鳳鏡夜  (CV:松風雅也)
  • 常陸院光 (CV:鈴村健一)
  • 常陸院馨 (CV:藤田圭宣)
  • 埴之塚光邦(CV:齋藤彩夏)
  • 銛之塚崇 (CV:桐井大介)

登場人物

藤岡ハルヒ(CV:坂本真綾)
一般庶民であるが成績が優秀なため特待生として桜蘭高校へ入学。基本的には無関心であるため、男として扱われることにも抵抗がない。

©葉鳥ビスコ/白泉社・VAP・NTV・BONES Netflix「桜蘭高校ホスト部」より引用

須王環(CV:宮野真守)
指名率7割を超えるホスト部の部長(自称キング)で甘いトークで女性をのハートを捉える。見た目とは裏腹に情熱的でいじけることも多いが真っ直ぐな男。

©葉鳥ビスコ/白泉社・VAP・NTV・BONES Netflix「桜蘭高校ホスト部」より引用

鳳鏡夜(CV:松風雅也)
ホスト部の副部長で裏でホスト部の実権を握っていることから部員からは裏のキングと呼ばれている。常に利益のことだけを考える腹黒策士である。

©葉鳥ビスコ/白泉社・VAP・NTV・BONES Netflix「桜蘭高校ホスト部」より引用

常陸院光(CV:鈴村健一)
常陸院馨(CV:藤田圭宣)

容姿や好きなものなどほとんどが一緒の兄弟で一部の人しか見分けることができない。基本的にいたずら好きであるがハルヒいわく弟の光(写真左)のほうが馨より1割増しで性格が悪いらしい。

©葉鳥ビスコ/白泉社・VAP・NTV・BONES Netflix「桜蘭高校ホスト部」より引用

埴之塚光邦(CV:齋藤彩夏)
可愛いものと甘いものが好きなロリショタ系で可愛がられている。寝起きが死ぬほど機嫌が悪いことや武道の達人など見た目とは裏腹な一面もある。

©葉鳥ビスコ/白泉社・VAP・NTV・BONES Netflix「桜蘭高校ホスト部」より引用

銛之塚崇(CV:桐井大介)←肩車の下の方(いい画像なくてすいません泣)
埴之塚光邦に付き添い役で科目で寡黙な存在。力仕事が得意で県道では中学時代に全国制覇もしている。光邦に距離を取られるとあからさまに動揺する。

©葉鳥ビスコ/白泉社・VAP・NTV・BONES Netflix「桜蘭高校ホスト部」より引用

感想1(ヒロインの魅力とは?)

 この作品は少女漫画原作でホスト部のお話ということで毛嫌いする人もいそうですが個人的には全く問題ないと考えています。男の私が見ても充分楽しむことができました。やはりこの作品の最大のポイントはヒロインであるハルヒのキャラクター性ですね。イケメンホスト部員に囲まれるいわゆる逆ハーレムのような状態ですが私は誰を選んだらいいのみたいな少女漫画のような展開はありません。ハルヒは無頓着で何事にもあまり関心がないのでホスト部員の男として扱われても特に気にしません。さらにホスト部に誘惑されても靡くこともなく「こいつ何言ってるんだ」と言わんばかりの怪訝な顔をするというヒロインの定義をぶち壊しにきているんですよね笑。しかし、そんな彼女だからこそ損得勘定を顧みずズバズバ自分が思うことを言っていきお金持ちのホスト部に様々なことを気づかせてくれるんですよね。ハルヒがホスト部の甘い言葉には目もくれず逆に部員たちはいつのまにか彼女のペースになっているというこのヒロインだからこそ、これまでの作品にはない展開になっています。

 このような逆ハーレム学園モノの貧乏ヒロインの代表作として「花より男子」がありますが、あの作品のいじめようなギスギスした展開はほとんどなく登場人物は基本的にはいい人ばかりです。恋愛要素はあまりなく、ホスト部が振り回されるようなコメディー要素が多いですね。

©葉鳥ビスコ/白泉社・VAP・NTV・BONES dアニメストア「桜蘭高校ホスト部」より引用

感想2(その他)

 この作品に登場するホスト部も個性抜群です。王様、クール、兄弟愛、ロリショタ、お兄さんといった守備範囲広めの布陣で流石少女漫画といった感じです。王様キャラである環を演じる宮野真守さんの代表作と言っても過言ではありません。王様キャラではありますがはしゃぐところや落ち込むところ、真剣なところの振り幅が大きいので彼の真っ直ぐさを感じ見ている男性視聴者にも不快感を与えないと思います。変に気取らないで何でも全力なイケメンが一番かっこいですね。お金持ち学校ということでホスト部も超豪華で着物や西欧衣装など様々な服を着ていたりと女性が好みそうな部分もきっちり押さえています。私の推しはロリショタの光邦であざと可愛いのと武道の達人というギャップにハマってしまったのと銛之塚との主従関係がいいですね。(私はアニメ後の原作は読んでいませんがハルヒは誰かと結ばれるのでしょうか?やはり、環と結ばれてほしいですが、光あたりが狙ってきそうですね。そうしたら、いよいよ花男みたいな展開になっていきそうです笑)

 この作品は全26話の2クールですが1話完結型なので見やすいです。ホスト部の誰か一人に焦点を当てた回、過去回などそれぞれのキャラの深掘りがあるので彼らの個性をより理解することができます。基本コメディー系ですがなかにはシリアス展開もあり家柄が良くてお金持ちの人だからこそ抱える悩みなんてものも理解することができます。

©葉鳥ビスコ/白泉社・VAP・NTV・BONES dアニメストア「桜蘭高校ホスト部」より引用

最後に

 今回は「桜蘭高校ホスト部」について紹介していきました。一見変わったヒロインを含んだホスト部の笑いあり、シリアスありの目まぐるしい日常をぜひ見てみてください。また、このアニメはEDの入るときのタイミングがこれでもかというくらい絶妙なので飛ばさずに聞いてみてください。アニメだけでなく、ドラマや舞台化もされているので気になる方はチェックしてみてください。原作は全18巻で完結済みでアニメはおよそ9巻までです。アニメの25,26話がアニオリであることやアニメ全体が原作の順番を入れ替えたりしているそうなので1巻から読んでみても面白いかもしれませんね。

「桜蘭高校ホスト部」動画配信サイト(2022年10月23日現在)

  • dアニメストア
  • U-NEXT
  • Hulu
  • Netflix

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