祝10周年!夏に絶対見たい作品!【あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。】を語る!

感動アニメ

基本情報

 今回紹介する作品は「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」です。

©ANOHANA PROJECT dアニメストア「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」より引用

Introduction

昔は仲良しだった幼馴染たち。
でも、高校生になった彼らの距離はいつの間にか離れてしまっていた。

ヒキコモリぎみの主人公”じんたん”。
ギャル友達に流され気味の”あなる”。
進学校に通う“ゆきあつ”と”つるこ”。
高校には進学せず旅を重ねる”ぽっぽ”。
そして、仲良しだった小学生の頃から、
それぞれが変わっていく中で変わらない少女”めんま”。

ある日、”お願いを叶えて欲しい”とじんたんにお願いするめんま。
困りながらも“めんまのお願い”を探るじんたん。

そのめんまの願いごとがきっかけとなり、それぞれの領域でそれぞれの生活を送っていた幼馴染達は再びかつてのように集まりはじめる。

©ANOHANA PROJECT 公式サイトより引用

スタッフ

  • 原作:超平和バスターズ
  • 監督:長井龍雪
  • 脚本:岡田麿里
  • キャラクターデザイン/総作画監督:田中将賀
  • アニメーション制作会社:A-1 Pictures

キャスト

  • めんま:茅野愛衣
  • じんたん:入野自由
  • あなる:戸松遥
  • ゆきあつ:櫻井孝宏
  • つるこ:早見沙織
  • ぽっぽ:近藤孝行
ニコ
ニコ

 これは言わずと知れた超有名作品です。今年は10周年という大きな節目であり、また、EDの歌詞である10年後の8月にあたる月です。10周年ということもあり、久しぶりにあの花を見てみたのですがやっぱり泣けましたね笑。また、秩父に聖地巡礼に行きたいです。

登場人物

めんま(CV:茅野愛衣)
笑った顔が本当にキラキラしていて、めんまがいるといつも場が和みます。時々出る、語尾の”~だってばよ”がめちゃくちゃ可愛いです。

©ANOHANA PROJECT 公式サイトより引用

じんたん(CV:入野自由)
高校では引きこもりがちですが、本当に仲間思いの頼れるリーダーです。じんたんはかっけーんすよ。

©ANOHANA PROJECT 公式サイトより引用

あなる(CV:戸松遥)
彼女は他の人と自分を比較して劣等感を感じてしまうところが私的には共感できました。女子キャラの中だったら一番好きです。

©ANOHANA PROJECT 公式サイトより引用

ゆきあつ(CV:櫻井孝宏)
頭も顔もいいですが、まさかあんなことをしていたなんて……笑。でも、見た目に似合わず熱いとこもあります。

©ANOHANA PROJECT 公式サイトより引用

つるこ(CV:早見沙織)
しっかりもののお姉さんという感じです。見た目からも育ちの良さがわかりますね。あなるとはバチバチな関係です。

©ANOHANA PROJECT 公式サイトより引用

ぽっぽ(CV:近藤孝行)
10代でありながら色んなとこで旅をしているワイルドな男です。ノリも良く一番友達にしたいタイプですね。

©ANOHANA PROJECT 公式サイトより引用

 あらすじの補足をすると、この6人は小学生の頃から仲が良く”超平和バスターズ”として秘密基地を作ったり、遊んだりしていました。しかし、ある出来事をきっかけにめんまが亡くなってしまい、みんなが自分を責めるようになってしまいます。そこからどんどん距離ができていき、高校になってじんたんのそばにめんまが生き霊のような形で現れるといったところから話が進んでいきます。

おすすめポイント

 私が特に良いと思ったところはこの2つです!1つずつ紹介していきましょうー!

  1. 若者らしい感情のぶつかり合い
  2. 舞台である秩父の美しい街並みやどこか懐かしさを感じさせる描写

若者らしい感情のぶつかり合い

 この作品は今まで見た中でトップレベルで感情移入ができると思いました。それは過去の回想シーンの多さにあると思います。過去の6人の姿を存分に見せ、彼らの当時の心境を知ることで、10年という時を超えたときに、彼らの心境がどのくらい変化したかを理解できるからこそ、この作品の若者らしい感情のぶつかり合いの部分に惹かれると感じました。

 最初はめんまのことでわだかまりがあったけど、再びめんまという存在のおかげで、お互いの距離を縮めていき、協力していく姿から全員がめんまのことを本当に大好きというのが回が進むごとに伝わってきました。しかし、そういった綺麗な感情だけでなく、汚い感情もそれぞれが持っているのがこの作品の魅力だと思いました。じんたんだったら、自分だけに見えるめんまという状況を壊したくないと思ったり、つるこだったらめんまのためでなく自分のために彼女を成仏したいと思ったりなど、それぞれが自分の私利私欲のために行動してしまうのも共感できました。最初の5人のバラバラの感情からみんなで1つになるところの変化が、いかにも人間らしいと感じ、私は改めてこういった青春群像劇が好きだと思い知らされましたね。また、最初は苗字で呼び合っていましたが、みんなが1つの目標に向かうことであだ名での呼び方になったりと、呼び方はそれぞれの心の距離を確認できる一種の指標のように感じました。

©ANOHANA PROJECT 公式Twitterより引用

※ここはネタバレになるので見ていない人は飛ばしてください

 11話の最初のほうで5人がめんまを成仏することができなかった理由について話してるうちにそれぞれの感情が爆発してしまうシーンが一番好きです。ここは最後のめんまを見つけるシーンと並ぶくらい泣いてしまいました。これぞ青春です、最高です!思っていることは口にすることで初めて相手に伝わると私は考えているので、このシーンで初めて真の超平和バスターズになれた気がしますね。(あなるはじんたんに早く告白してほしいです笑。)

舞台である秩父の美しい街並みやどこか懐かしさを感じさせる描写

 この作品の舞台は秩父ですが、どこか懐かしさを感じる素敵な雰囲気です。実際の聖地には3回行ったことありますが、本当にアニメ通りでした。定林寺の座るとこにあるお坊さんの看板とかもまんまでした。現地の秩父の場所に対するリスペクトを感じましたね。また、夏の話がメインなので、秩父の田舎の感じや街並みがより引き立つと感じました。私は全員が並んで映っている秩父橋が特に好きです。みんながあの橋を渡って秘密基地に行ったり、じんたんがめんまをよくおんぶしていたりなどこの作品の象徴とも言える場所です。実際の聖地にも行きましたが、ここにあの超平和バスターズも通っていたと思うと何かこみ上げるものがありました。また、自分以外にもこの作品の聖地巡礼をしている人がいて、いつまでも愛されている作品なんだなと自分のことのように嬉しくなりました。

©ANOHANA PROJECT 公式Twitterより引用

 そして、いろいろ調べてみるとノケモンという名のポケモン金、ボボボーボ・ボーボボというアニメやキッズウォーというドラマの主題歌でもある「secret base~君がくれたもの」など2000年代初期くらいのものがパロディーとしてアニメに出ていました。なので見る年代によってはより懐かしさを感じるのかもしれませんね。

©ANOHANA PROJECT 公式Twitterより引用

最後に

 今回は「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」について紹介していきました。本当に日本が誇る名作で何度見ても面白く、涙を流す人も多いのではないでしょうか?また、EDの「secret base~君がくれたもの」 のタイミングが何度見ても完璧すぎます。こんなの聴いたら泣いてしまいますやん笑。

 また、「劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」を一緒に合わせて見てほしいです。アニメの名シーンはもちろんのこと、アニメでは語られなかった超平和バスターズ6人の思い、小学生編が詳しく描かれています。よりあの花に対する理解が深まります。

 10周年グッズはアニプレックス+で8月28日から予約開始となっているので気になる人はチェックしてください。なくなり次第販売終了とのことなのでお早めに!

「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」動画配信サイト(2021年8月31日現在)

  • U-NEXT
  • dアニメストア
  • Hulu
  • Netflix
  • FOD PREMIUMなど
映画『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』特別先行映像
©ANOHANA PROJECT シネマトゥディ 公式チャンネルより引用

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